Amazonで「BMAX」というブランドのタブレットを見付けました。
口コミの評判も良く、品質は良さそうに見えます。
でも、「BMAX」ってどこの国の会社なのでしょうか?
また、BMAXの製品はどれもかなりAmazonの評価が高く、評判が良いです。
これらの評判を信用しても大丈夫なのでしょうか。
結論を言います。
「BMAX」の口コミはサクラの可能性があり、要注意です。
解説していきます。
Amazonで1年に100万円使う人
- 電化製品はほぼ全てAmazonで揃える
- 特にガジェットは新製品出たら買いがち
- 野菜や肉までAmazonで買っちゃう
BMAXは中国の会社だった
BMAXは中国のブランドです。
AmazonでBMAXの販売者情報を確認したところ、販売業者は中国の会社でした。
<BMAXの販売業者情報>
- 住所:guangzhoushitianhequzhangfulu203haob4a05danyuan, guangzhou, guangdong, 510650, CN
- 電話番号:13926423865
この点より、BMAXは中国のブランド、と結論付けました。
なお、BMAXには公式サイトが存在せず、会社概要を確認することはできませんでした。
BMAXの製品をサクラチェックしてみた
さて、肝心のBMAX製品の評判・口コミを見てみましょう。
サクラチェッカーを使って、口コミにサクラが含まれているかどうかチェックしました。
Amazonでサクラによる「やらせレビュー」の可能性を判定してくれるサービス。
不正を見抜くために必要な「出品者情報」「レビュー件数」「レビュー日の偏り」などの煩わしいチェックを、たった数秒でお手軽に判定してくれます。
一般的に、品質が低く評判が悪い製品にはサクラレビューが混じっていることが多いです。
そのため、サクラ度をチェックすることによってその製品の品質を確かめることができるのです。
サクラ度が高いということは、サクラレビューによって評価が不当に高められている(=実際の評価はもっと低い)可能性を示唆しています。
タブレット:サクラ度99%
さっそくBMAXのタブレットをチェックしてみましょう。
こちらの商品、Amazonでの評価は「4.6」となっており、かなり評判が良いことがわかります。
果たして、この評価は正しいのでしょうか?
結果が出ました。
サクラ度は99%ということなので、
BMAXのタブレットに関するAmazonの口コミはサクラの可能性が高い、という結果になりました。
BMAXの他の商品もいくつかチェックしてみましたが、どれもサクラ度は99%でした。
サクラが一定数混じっているため、商品の購入を検討されている方は注意が必要です。
BMAX製品の低評価口コミの例
BMAX製タブレットの主な低評価の口コミ・レビューをピックアップしたので、参考にしてみてください。
- 購入2週間で動作不良
- GPS機能が使えない
- 動きがカクカクしてゲームができない
- ゲームが遅すぎてできない
- 充電できなかった
- 初期設定もできず即返品
- 動作がもたつく
とにかく「動きが遅い」という口コミや「初期設定ができない」という口コミが多かったため、購入を検討されている方は要注意です。
BMAXのタブレットに危険性はないのか?スパイウェアの可能性は?
BMAX製品に限らず、中国製のスマホやタブレット(中華タブレット)については危険性が過去に指摘されたことがあります。
2018年、中国製の特殊な半導体が組み込まれたサーバーを経由してアメリカ合衆国の機密情報が流出した可能性がある、というニュースが報道されました。
それ以降も、中国製品について度々スパイウェアの存在や情報流出などのニュースが流れるため、何となく中華タブレットも怪しいのではないか、という不安があります。
その一方、BMAX製タブレット経由で情報が流出した、というニュースは今のところないので、個人が使用する分には問題ないのではないか?という意見もあるようです。
個人的には、子供が遊んだりゲーム専用機として使用する分には問題ないものの、仕事では使わない方が無難、という考えです。
まとめ:高品質で安全な製品を選ぼう
この記事では、
「BMAXってどこの国の会社?」という疑問をお持ちの貴方に向けて、BMAX製品の真実を解説してきました。
近年ではAmazonでタブレットを探すと、聞いたことのない謎のメーカーの製品が出てくることが増えてきました。
しかし、安物を買って品質が悪ければ意味がありません。
できるだけ評判の良い高品質のものを選ぶようにしましょう。
今回紹介したBMAXは中国のブランドで、サクラレビューが一定数いるため、商品の本当の評価はもう少し低い可能性があります。
ちなみに編集部おすすめのタブレットはiPad一択です。
確かに中国製品は安いのですが、「安物買いの銭失い」にならないよう気を付けたいものですね。
タブレットをお探しの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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