ハーゲンダッツのアイス、美味しいですよね。
ちょっと高いから普段は買えないけど、ちょっと良いことがあった日の自分へのご褒美とか、家族や友人へのプレゼントにちょうどいいアイス。
そんなハーゲンダッツですが、どこの国のアイスなのでしょうか。
徹底調査しました。
ハーゲンダッツはアメリカのブランドだった
ハーゲンダッツの起源は1920年代までさかのぼります。
1920年代、アメリカの移民だったルーベン・マッタスとその妻であるローズ・マッタスが、ニューヨークでアイスクリームの行商を始めたのがハーゲンダッツの起源とされています。
その後、2人はレシピに卵黄を加え、1961年に社名を「ハーゲンダッツ」としました。
ちなみに、”ハーゲンダッツ(Häagen-Dazs)”という言葉自体に深い意味はないそうです。
創業当時、アイスクリームにはデンマーク産というイメージがありました(デンマークは酪農が盛んな国であり、デンマーク産の乳製品は欧米で広く知られていました)。
そこで、デンマークの首都であるコペンハーゲンの”ハーゲン“と、その音とマッチする”ダッツ“を組み合わせて作り出したそうです。
ハーゲンダッツのフレーバーは何種類?
ハーゲンダッツですが、コンビニ限定のフレーバーがあったり、季節限定のフレーバーがあったり、定期的にフレーバーが変わります。
ですが、時を経ても変わらない定番のフレーバーは下記8種類。
- バニラ
- ストロベリー
- グリーンティー
- クッキー&クリーム
- マカデミアナッツ
- シュコラ デュオ
- リッチミルク
- ラムレーズン
あなたのお気に入りフレーバーは何でしょうか?
ちなみに私は「ラムレーズン」です。
口に入れた瞬間にふわっと鼻に抜けていくラムの香りがたまらないんですよね。
ハーゲンダッツの工場は世界に4か所しかない
ハーゲンダッツの工場は世界に4つしかありません。
そのうちの一つは日本の群馬県にあります。
- アメリカ:ニュージャージー州ウッドブリッジ
- アメリカ:カリフォルニア州トゥラーレ
- フランス:フランス北部アラス
- 日本:群馬県高崎市
工場が日本にあるため、ハーゲンダッツは日本で新商品を実験的に販売し、うまくいったら海外でも販売する、という手法を取っています。
実際、ハーゲンダッツの「クリスピーサンド」という商品は2001年に日本で開発され、世界に広まった商品です。
ハーゲンダッツのライバルは?
日本で圧倒的な知名度を誇るハーゲンダッツですが、同じような高級志向のアイスは日本にあるのでしょうか?
まず一つ思い浮かぶのは「レディーボーデン」。
レディーボーデンは1970年代から1980年代にかけて日本国内で高シェアを誇っており、高級アイスの代名詞でした。
しかし、1984年にハーゲンダッツが日本に進出したことをきっかけにしてシェアが下がっていき、現在ではあまりその姿を見ることはありません。
コンビニでもハーゲンダッツは必ず置いてあるイメージですが、レディーボーデンはほとんど見かけないですよね。
もう一つ、あまり知られていないハーゲンダッツのライバル、
それは「ビエネッタ」。
スプーンですくうとチョコがパリパリする感じ、「懐かしい!」という方もいるのではないでしょうか。
ビエネッタはカップタイプの商品がコンビニでも販売されているため、知っている人も多いと思います。
レディーボーデンとビエネッタ、どちらも現在はハーゲンダッツの陰に隠れて目立たないですが、どちらも美味しいので個人的には3つもコンビニに置いて欲しいくらいです。
まとめ:ハーゲンダッツはアメリカの会社だった
この記事では、「ハーゲンダッツってどこの国のアイス?」という疑問に対して解説をしました。
ハーゲンダッツ、やっぱり特別な日に食べたいアイスですよね。
お歳暮やお中元、家族へのプレゼントなどにいかがでしょうか。
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