Amazonでビジネス用のリュックサックを探していたところ、「HOMIEE」というブランドの商品を見付けました。
他の商品と比べると少し安く、しかも口コミも高評価で評判が良さそうです。
でも、「HOMIEE」なんてブランド、聞いたことがありません。
「HOMIEE」とはどこの国のブランドなのでしょうか?
また、HOMIEEブランドのリュックサックは不自然にAmazonの評価が高いような気もするのですが、信用してよいのでしょうか。
結論を言います。
「HOMIEE」の製品は要注意です。
解説していきます。
Amazonで1年に100万円使う人
- 電化製品はほぼ全てAmazonで揃える
- 特にガジェットは新製品出たら買いがち
- 野菜や肉までAmazonで買っちゃう
「HOMIEE」は中国のブランドだった
HOMIEEというブランドをGoogleで調べたところ、公式サイトが見付かりました。
しかし、サイト上に会社名や住所の情報が載っていません。
そこで、「HOMIEE」を特許情報プラットフォームで検索してみました。
これによると、「HOMIEE」を商標登録したのは「深圳市新風格網絡技術有限公司」という中国の会社です。
よって、HOMIEEは中国のブランドであることがわかりました。
HOMIEEのリュックサックの評判は?口コミはサクラなのか?
さて、肝心のHOMIEEの評判・口コミを見てみましょう。
例えばHOMIEEのビジネスリュックサックの商品ページを見てみると、口コミはかなり高評価でした。
上記の商品は評価が「4.0」となっており、かなり高いことがわかります。
口コミを読んでも、「買ってよかった!」「素晴らしい製品です!」という高評価ばかりが並んでいます。
しかし、この評価は正しいのでしょうか?
サクラチェッカーで検証してみました。
はい、とてもわかりやすい結果が出ましたね。
サクラ度は99%ということなので、
HOMIEEのリュックサックに関するAmazonの口コミはサクラの可能性が高い、という結果になりました。
高評価を鵜呑みにしてはいけなさそうですね。
HOMIEEの「サクラ評価」とは具体的に何をしている?
では、具体的に「サクラ評価」というのは何を指しているのでしょうか?
「サクラ評価」をおおまかに分類すると下記3種類となります。
<サクラ評価の具体的内容>
- 主婦や学生を雇い、お金を払って大量の高評価を付けさせる
- 購入者に対してギフト券を贈り、高評価を依頼する
- 購入者を装い、サクラ業者が自作自演レビューをする
サクラチェッカーによると、HOMIEE製品の場合、他のリュックサック製品と比べて大量のレビューが投稿されており、業者によるサクラレビューの疑いがあるとのこと。
HOMIEEの低評価レビューを見てみる
ここでは、HOMIEE製品の低評価口コミを見てみましょう。
とにかく、「ファスナーがすぐに壊れる」という口コミがたくさんありました。
安いだけあって、細かい部分の作りが雑になっている可能性はあると思います。
他のHOMIEE製品の口コミのサクラ度も調べてみた
念のため、他のHOMIEE製品も調べてみましたが、全てサクラ度が99%(サクラの可能性大)でした。
- HOMIEE製ビジネスリュック(メンズ):サクラ度99%
- HOMIEE製ビジネスリュック(レディース):サクラ度99%
- HOMIEE製登山用リュック:サクラ度99%
よって、HOMIEEの製品に関するAmazonの評価・口コミはサクラの可能性が高い、と言えるでしょう。
まとめ:リュックサックはどこの会社が良いか
この記事では、
「HOMIEEってどこの国のブランド?」という疑問をお持ちの貴方に向けて、HOMIEEの真実を解説してきました。
ビジネス用リュックサックの場合、価格帯が3つに分かれると思っています。
<ビジネス用リュックサックの価格帯>
- 5,000円~10,000円
→ほぼ中国製。「ビニールの臭いがキツい」「ファスナーがすぐ壊れる」 - 10,000円~30,000円
→普段使いならこの価格帯で十分。PORTERなどのハイブランドもギリギリ買える
丈夫で長持ち&お洒落なバッグが多いので、個人的にはこの価格帯がおすすめ - 30,000円~
→ハイブランドが販売しているリュックはどれも大差ない(個人的意見です)
Amazon上にはサクラレビューが多いため、サクラを避けて商品を探すのはなかなか大変です。
サクラを避ける最も簡単な方法は「中国メーカーを避ける」ことです。
最近は中国製でも品質の良いものが少しずつ出てきているものの、多くの中国製品はサクラレビューが存在しています。
日本、もしくは欧米メーカーのリュックサックを選べばまず間違いはありません。
リュックサックの購入を検討されている方は、この記事を参考にしてみてください。
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