「NIMASO」ってどこの国の会社？怪しいガラスフィルムの口コミは信用できる？

AmazonでiPhone用のガラスフィルムを探していたところ、「NIMASO」という会社の製品を見付けました。

他の商品と比べて少し安く、しかも口コミも高評価です。

でも、「NIMASO」なんて名前の会社なんて聞いたことがありません。

「NIMASO」とはどこの国の会社なのでしょうか？

また、NIMASO社が販売するガラスフィルムやスマホケースは不自然にAmazonの評価が高いような気がするのですが、品質面に問題はないのでしょうか。

結論を言います。

「NIMASO」社の製品は要注意です。

解説していきます。

「NIMASO」は中国の会社だった

NIMASOという会社をGoogleで調べたところ、公式サイトがありました。

また、Wikipediaに住所情報も載っています。

これを見る限り、本社が神奈川県にあるので、日本の会社のように見えますね。

しかし、特許情報プラットフォームでNIMASOの商標権利者を調べると、中国の「深圳市億欧麦科技有限公司」という会社が2016年に特許を出願していることがわかります。

（その後も2021年まで同社が断続的に関連特許を取得しています）

また、AmazonでNIMASOの販売元ページの住所を見ると、こちらも中国の住所になっています。

「深圳市億欧麦科技有限公司」は公式サイトもあり、日本支社がある旨が載っていました。

よって、NIMASO JAPANは中国企業の子会社、ということで間違いないでしょう。

NIMASO製ガラスフィルムの評判・口コミはサクラなのか？

さて、肝心のNIMASO製品の評判・口コミを見てみましょう。

例えばガラスフィルムの商品ページを見てみると、口コミはかなり高評価でした。

例えば上記のNIMASO製ガラスフィルムは評価が「4.5」となっており、かなり高いことがわかります。

口コミを読んでも、「買ってよかった！」「素晴らしい製品です！」という高評価ばかりが並んでいます。

しかし、この評価は正しいのでしょうか？

サクラチェッカーで検証してみました。

はい、とてもわかりやすい結果が出ましたね。

サクラ度は99%ということなので、

NIMASO製ガラスフィルムに関するAmazonの口コミはサクラの可能性が高い、という結果になりました。

高評価を鵜呑みにしてはいけなさそうですね。

NIMASO製品の「サクラ評価」とは具体的に何をしている？

では、具体的に「サクラ評価」というのは何を指しているのでしょうか？

「サクラ評価」をおおまかに分類すると下記3種類となります。

NIMASO製品の場合、10,000件以上のレビューが付いていますが、これは同カテゴリの他製品と比べると異常に多い数値です。（他製品は100～1,000件くらい）

サクラチェッカーによると、サクラを雇って大量の高評価を付けさせた疑いがあるとのこと。

他のNIMASO製品の口コミのサクラ度も調べてみた

念のため、他のNIMASO製品も調べてみましたが、全てサクラ度が90%以上（サクラの可能性大）でした。

• NIMASO製ガラスフィルム：サクラ度90%
• NIMASO製カメラフィルム：サクラ度90%
• NIMASO製スマホケース：サクラ度90%
• NIMASO製USBケーブル：サクラ度90%

Amazon上で無作為にピックアップした製品で以上の結果が出たことから、

NIMASO製品に関するAmazonの評価・口コミはサクラの可能性が高い、と言えるでしょう。

高評価を鵜呑みにするのは良くなさそうですね。

ガラスフィルムのサクラ傾向について

サクラチェッカーによると、Amazonで販売されているガラスフィルムのうち、68%がサクラレビューにより評価がかさ上げされている可能性があるとのこと。

そのため、Amazon上でガラスフィルムを購入する際は注意が必要ですね。

まとめ：ガラスフィルム・カメラフィルムはどこの会社が良いか

この記事では、

「NIMASOってどこの国？」という疑問をお持ちの貴方に向けて、NIMASO製品の真実について解説してきました。

Amazon上にはサクラレビューが多いため、サクラを避けて商品を探すのはなかなか大変です。

私が実際に使っているガラスフィルムはこちら。

私は基本的に電化製品は日本のメーカーのものを買うようにしています。

もちろんサクラがいなくて高品質、という理由もありますが、何より日本メーカーを応援したいという気持ちがあるからです。

安い中国製品が乱立するなか、エレコムは日本のメーカーの中でも頑張っている方だと思います。

日本の製品を買って応援したいですね。